土用の丑の日といえば、うなぎですね。ですが、なぜうなぎを食べるのでしょうか。こんな話があります。うなぎ屋さんが、夏場にうなぎが売れないので何とかしたいと思い、ある有名な賢い学者さんに相談したところ、「昔からの言い伝えで、丑の日に梅干やうどん、うりなどの『う』の字がつくものを食べると夏負けしないという。だから、『本日丑の日』と書いた張り紙を店に出してみなさい」と言ったそうです。うなぎ屋さんは言われたとおりに張り紙をしてみたら、クチコミでうなぎブームが到来し、大繁盛したそうです。
うなぎは精力増強のイメージがあるので、「暑い夏にうなぎを食べてスタミナをつける」という意味かと思っていたら、もともとの由来はこんなところにあったのですね。実際、うなぎにはビタミンAやB群がたくさん含まれているので、夏バテ防止や食欲増進の効果が期待できるそうです。ちなみに「冬至にかぼちゃを食べると風邪を引かない」という言い伝えがありますが、これもかぼちゃにはビタミンAやカロチンが豊富に含まれているため、風邪予防に効果的なのだそうです。こういった風習には、ちゃんと合理性があるのですね。最近、スーパーのチラシで「二の丑」という言葉を見かけました。これは何でしょうか。
調べてみたところ、夏の土用の期間に丑の日が2度ある場合は、2回目の丑の日を「二の丑」というそうです。ちなみに「土用」というのは、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のこと。そういえば「土用の入り」ってよく聞きますね。二の丑がある年は、うなぎの宣伝をよく見かけるかもしれません。うなぎはおいしいので、私もついつい2度買ってしまいました。これで今年の残暑も乗り切れそうです。